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春の高山祭に行ってきました。

春の高山祭り

春の高山祭りでからくり奉納を見てきました。


飛騨せせらぎ街道を通って行ったのですが、高山に着いたのがお昼だったので「からくり奉納」を見る前にお昼ご飯を食べることにしました。

以前知り合いに教えてもらっておいしかったので、アーケードのある道(通りの名前的には安川通り)から少し横道に入ったところにあるラーメン屋「鼓庵」に行きました。
つづみ
以前(といっても15年くらい前)はそこまで混んでいる感じはしませんでしたが、今回はお客が満員でした。
昼1時前くらいに行ったら15分待ってやっと席に着けるくらいの繁盛店になっていました。(2時で一旦休みになります)

この店はメニューはほとんど一種類のラーメンだけでそれに麺大盛やチャーシュー大盛、ワンタン麺などにできるようなタイプのお店です。
味としては高山ラーメンらしくちぢれ麺の醤油ラーメンで出汁に特徴があるラーメンになっていておいしかったです。


食べ終わると一時半頃になっていたので急いで赤い橋の方(陣屋がある方)に行きました。
途中に数台出ていた山車を横目に歩いていくと赤い橋近く(観光協会前あたり)はもうすごい人でごった返していたので、カラクリを披露する山車の正面にはもう行けないくらいでした。
なので山車を横から見る感じの方に行き、なんとか見えそうな所を陣取りました。
裏から見た山車
カラクリは全部で3つあるのですが(1つの山車に1つ)どうも一つ目のカラクリ披露は終わったようで二つ目が始まりました。

大きな包みを持った子供(?)のカラクリが出てきて、先端にある台座にその包みを乗せます。
カラクリの童子が台座に包みを乗せる
子供のカラクリが後ろに去っていくと台座が一気に赤髪の歌舞伎役者のようなカラクリに変わりました。
変化するとき一緒に綺麗な紙吹雪が舞うのでそれがすごく綺麗です。
と同時にこれを操作するのは大変そうだなと思いましたw。
紙吹雪が綺麗

3つ目は花笠を被ったカラクリが出てきます。
3つ目のカラクリ
途中で後ろに戻って黒子の人から赤い布だったり花だったりを渡されてしばらく踊っていると最後に獅子舞(?)に変化して高速でくるくる回ります。
ただ遠かったのであれが本当に獅子だったのかどうかは不明ですw。
獅子舞?
カラクリが終わった後はすぐ近くにあった陣屋に行きました。
高山陣屋
陣屋には主に外国人の人がたくさんいたのが印象的でした。
(急いでいた感じもあるのでツアー客なのかな?)

陣屋というのは江戸幕府の直轄領に置かれた代官の奉行所です。
今で言うと市役所や年貢を貯蔵する倉庫、市長邸、公務員宿舎などが合体したようなところです。

時代劇でよくみる、今でいう裁判所の御白州も陣屋の中にあります。
といってもリアルな御白州は空が見えるような開けっぴろげなところではなく、建物の中に砂利をしいたところになっており、裁きを受ける人が逃げにくい感じになっています。
御白州
拷問道具が展示してありました。
他にも建物は迷路のようになっていたり、大きな日本庭園があったり、高山の歴史が知れる倉庫があったりと中々興味深い施設でした。
長くて大きな畳の部屋


陣屋を見た後、しばらく高山の街を歩いているとさっきの山車の一つが倉庫に戻っていくところに出くわしたのでしばらく見ることにしました。
山車の移動は大変w
電線や信号機にぶつからないよう交差点では慎重に移動したり、方向転換するときはなにやら長い棒を挿して回し、中にある横移動用の車輪を出して回転させたりする様子を眺めていると最後に山車は倉庫にしまわれていきました。

山車ってどこか一か所に一括でしまうのではなく、一つ一つバラバラの場所にしまうものなんですね。
倉庫に入る山車


その後は丁度小腹もすいたのでいつも高山にきたら必ず食べるみたらし団子(という名のしょうゆ団子)と飛騨牛の牛串を上三之町の通りに行って食べました。

今の牛串は昔と違って一番安いもも肉が300円です。(昔は200円の牛串だけだったのに)
それにカルビだとかサーロインだとかもも肉よりもグレードの高いものも売っていましたし、それらを提供する店舗も増えていました。
観光客が増えているのを実感しましたね。

他にも昔はなかった飛騨牛にぎりなんてものも売っていましたね。
これは特に外国人が列を作って買っていました。
どうやらインスタ映えするのか、みんな飛騨牛握りと一緒に写真を撮っていました。
お皿が煎餅になっているみたい


と、店の前で牛串を食べていると、通りの真ん中にある十字路の交差点へ人が集まってきました。
見てみるとさっきのカラクリを見せていた山車の一つがきていました。

ここ上三之町にも山車を入れる倉庫があるのでそこへ山車を片付けるのだろうと思っていると、何故か交差点の所から動く気配がありません。

どうやらここで最後にもう一度カラクリの演舞をやってくれるみたいです。
(自分としては最初に見たカラクリの童子がでかい包みを持っていくもの)

さっきは人が多くて遠く、見辛かったのでこれはありがたいと近くに行きました。
お昼の時は人が多すぎてよく見えませんでしたがここでのカラクリは良く見えるのですごく良かったです。

時間的には4時半くらいでした。

カラクリを見逃したり遠くで全く見えなかったという人はカラクリの山車が車庫に入る時に近くへ行くとカラクリがよく見えておすすめです。
(今回たまたまもう一回やってくれただけかもしれませんがw)
人が少ないのでカラクリも顔も良くわかる!

最後、帰る時気が付いたのですが高山駅の裏(観光地がある方を表として)にある公園には東京の新橋みたいにSLが屋外に展示されていますので興味がある方におすすめです。
公園にSLが展示されている

それでは、高山祭でした~。